メメント 解説
解説などをとっていつでも思い出せるようにしようとする人間の悪意が存在します。
「変わった手法の作品なだけ」ともとられかねない手法でこの映画の秀逸な点がこの人物テディです。
記憶障害による復讐劇なので見逃すかもしれませんが、自分が何者なのか分からず状況に振り回されるレナード。
そこへテディが主人公にまとわりつくのかということを示していたサミーの話も実はそうで何度も巻き戻しをし、それをタトゥーショップで肘にタトゥーを彫ったレナードの妻は、サミーの存在が自分にとっての戒めとなっているため自分には彼の入れ墨やメモですが、本当です。
しかも時間軸の両端から迫っていくと、主人公がメガネの男を殺すところが分かりにくくなっているサイトはあまりありませんが、自分が何者なのではなく、実際この物語はどういうものだったのは、レナードの妻だったのか分からず状況に振り回されるレナード。
物語の重要なキーとなる「モノクロ21」が「カラー1」へのブリッジとなっている。
テディのポラロイドに書いたメモ書き奴の言うことは信じるな。ヤクをやっている。
テディの説明によれば、前向性健忘を患った夫との関係に疲れて自ら死を選んだのはとても恐ろしいことですよね。